if式の概要
「if式」または「if..then..else式」は、与えられた論理式(= 条件式)に応じて、異なる値に評価される式です。if式は必須ですが、else句はオプションです。
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// [ 構文 ]
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if boolean-expression then expression1 [ else expression2 ]
基本的に条件式が真(= true)の場合に 'then句' の式を評価します。条件式が偽(= false)の場合にも処理をさせたい場合に 'else句' を追加で定義します。
C#などの他の.NET言語とは異なり、if..then..else構文は式であり、文ではありません。つまり、実行される句内の最後の式の値が、if..then..else構文で生成される値となります。また、すべての分岐の戻り値の型は一致していなければなりません。then句ではint型を、else句ではstring型を返すというようなことはできないので注意が必要です。
if式の条件式は 'elif句' を追加することで分岐条件を増やすことができます。
サンプルでみるif式
以下は簡単な if..then..else式 の使い方のサンプルになります。